【定義】オリンピックの参加国・地域

先日、ついに『東京オリンピック』の幕が切って落とされましたね。

コロナウイルス」が世界的に大流行している事を踏まえ、史上初の1年延期となっていました。

未だ尚、世界中で猛威を振るっている「コルナウイルス」

そんな渦中にありながらも、今回のオリンピックには、206もの国や地域が参加しているようです。

そこで今回は、『東京オリンピック』に参加している“地域”を紹介します。


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まず初めに、オリンピックの参加資格(国籍)について確認していきます。

オリンピック憲章のうちの一つに、以下のような記載があります。

・オリンピック競技大会に出場する競技者は、参加登録申請を行うNOCの国の国民でなければならない。

 

NOC国内オリンピック委員会

その国 or 地域にオリンピック運動を普及させ、オリンピック大会に参加する代表を組織し、管理する国内機関

 

簡単に言い換えると、オリンピックに出場するには、自国の代表として参加しなければならないということです。


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それであるならば、オリンピックにおいて、“地域”という類に分類されている区域の国籍は、どうなるのでしょうか。

まず前提として、[“国”と“地域”の定義]を確認します。

 

<国>

以下の要素を満たす地域

Ⅰ,    住民         Ⅳ,

Ⅱ,   領土   +    外公能力

Ⅲ,   主権      (他国からの承認)

※外交能力に関して、オリンピックでは、国連に加盟してるかどうかで判別

 

{豆知識}

国際連合が「国」だと承認していても、各国によって、外公能力が無ければ「国」として認められていない国もある。

〔例〕  in  日本

北朝鮮  

日本が承認していない唯一の国連加盟国

 

〈地域〉

「国」として認められている国以外


   
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オリンピックでは、原則として、

「国」  →  “国名”

「地域」 →  “地域”の名称 

を使用しています。

それに伴い選手の国籍も、参加登録申請を行ったNOC国内オリンピック委員会)の「国」、若しくは「地域」となります。

 

※例外

  台湾      →     チャイニーズ・タイペイ

 

 

東京オリンピックに参加した地域

・香港  

チャイニーズタイペイ

・グアム

サモア諸島

ケイマン諸島

ヴァージン諸島

・英領ヴァージン諸島            etc…

 

 

まとめ

コロナ禍であることに加え、度重なる不祥事に対する辞任など、開会式の演出に関しては特に、幾度となく変更があったのではないかと想像します。

そんな中で、オリンピックの最大の目玉ともいえる開会式を、1つの形として作り上げたということ自体が、素晴らしいことだと思います。

SNSなどを見ると、酷評も多々散見されますが、今回のオリンピックを開催するにあたって、医療従事者の方はじめ、会場のボランティアスタッフなど、多くの方が間接的にでも関わり、尽力されて、このビッグイベントが行われているということを、忘れてはいけません。

今後の日本勢の活躍に、期待します。